今回ご紹介する車はダットサンの名車、その代名詞と言えるフェアレディーSR311です。フェアレディーの歴史は遡ること1952年に誕生したDC-3 ダットサンスポーツから始まる。フェアレディーという名はダットサンフェアレディー1200からであった。その後SP、SRと進化していく。SOREXキャブレターを2基搭載した新設計、直列4気筒SOHC1982cc、U20型エンジンは、145ps /6000rpm・18.0kgm/4800rpmを発生、ポルシェタイプシンクロを採用したトランスミッションは5速となり、発表された最高速度は国産初の205km/hに達した。レース成績では第4回日本グランプリのGTクラスにおいて、1位から3位を独占するという快挙を成し遂げる。その後国内で圧倒的強さを発揮、海外においても好成績を収めている、正に冠を持った(名車)である。
今回ご紹介する個体はコンディションも良く、オリジナルのツインSOREXキャブレターは完璧なリフレッシュを行っている。これは非常に大きなポイントであす。