今回ご紹介する車は、アルファロメオ 2000 スパイダーヴェローチェシリーズ2です。
映画『卒業』でダスティン・ホフマンが乗っていたのがシリーズ1です。
シリーズ2も同じくピニンファリーナデザインによるもので、エレガントなスタイルにシャープなカットを入れた、リアの丸みをスパッと切り取ったようなデザインが特徴です。このことを通称『カムテール』ともいい、エレガントな丸みとシャープさが同居するシンプルな収まりがとてもカッコイイのです。
収納スペースも格段に拡大し、小旅行にも対応できます。
一言で誰がみてもカッコイイデザインに2Lエンジンを載せ、ウェイバーのツインキャブレターを搭載し、気持ちよく回るエンジンに仕上がっています。
まさに観てウットリし、メカニカルノイズに痺れて、走りにワクワクする。そんな車です。
私自身以前乗っておりましたが、乗り心地は柔らかめですが、ワインディングロードを気持ち良くこなし、フリーウェイでもスムーズにクルーズで安定した走りは長距離でも疲労感は少ないはずです。
ある意味、全ての要求をそつなく網羅してくれるのが、スパイダーSr2だとも言えるような気がします。
エクステリア
EXTERIOR
深いブルーのボディーは、ご覧の通り周りの景色さえ取り込んでしまうような懐の深さを感じさせます。色選びは車選びの大切なポイントです。こういったデザインの車には、この濃紺がよく似合います。
この個体はヨーロピアンスタイルですので、ヘッドライトカバーが、ボディーとの一体感を演出します。これも各自の好み次第ですが、私はこのスタイルが好きです。
アクリルカバーもリプロ品が豊富にありますので、傷ついたり汚れたら交換可能です。
蘊蓄はよしにして、実際の個体を見て、その素敵な姿に感動してください。
インテリア
INTERIOR
オリジナルの素晴らしさがここにあります。
オリジナルステアリングは大切に保管してあります。
全ての計器類がドライバーに情報を伝達することを考慮したデザインです。
こういうところがアルファらしくて好きです。
エンジン
MECHANISM
個体の状態を知るのに重要なのはエンジンルームです。ご覧くださいこのエンジンルーム。
キャブセッティングも正確に出ております。
排気ガスの匂い、色ともに良好です。
車両諸元
DETA
全長:4240mm | 全幅:1600mm | 全高:1300mm |
車重:1070kg | 総排気量:1960cc | 乗車定員:2名 |
最大出力:133hp /5500rpm | 最大トルク:18.6kgm/3000rpm | 型式:不明 |
車検:令和6年6月2日 | 車体番号:AR 3046*** | 走行距離:– |
取材後記
memo
アルファ・・それはなんと魅力的な車なのであろうか。
若かりし頃、VANのジャケットを着たカッコイイ先輩が・・『アルファ』に乗っていた。
カッコ良すぎるじゃないか・・・と憧れたものです。
私が初めて乗った頃、第一印象は、この車は体に馴染むぞ!と思った。
その頃は分からなかったが、きっと全てのメーターがドライバーに向いていて、シフトノブさえも、右手を出せばそこにあるという感じ。メカニカルサウンドもまるで生き物みたいに自分のアクセルワークについてくる。
なんじゃこの楽しい車は・・・と感動したものだ。
私の昔話はさておき、このスパイダーS2はかつて私自身がある方から譲っていただいたものです。ご事情があり、私の元に来たのですが、先輩が乗ってくださることになって、さらに磨きがかかった個体です。
先輩の元で、機関を徹底して完調へと手を入れた個体ですから間違いなく良い車です。
好みの分かれるアルファですが、色も形状も好きな方なら最高に良いと思います。
是非ともご検討くださいませ。
アルファロメオ スパイダーヴェローチェ 2000 シリーズ2
ワインディングロードを駆けねける喜び
口笛を吹きながらフリーウェイを流す気持ちよさ
そんな自分へのご褒美にAlfa Spider
販売価格(自動車税・リサイクル預託金別途)
5,800,000円(税込)
陸送に関しましても、お気軽にご相談下さいませ。