MAZDA SAVANNA RX-7 SE LIMITED 1979′
日本が誇るマツダの名車RX-7(SA22C)のご紹介です。
まるで博物館から飛び出してきたかのような、マッハグリーンメタリックを身に纏ったRX−7は特別仕様のSE LIMITED
当時、最高グレードのSE LIMITEDは専用サンルーフ、電動フェンダーミラー、専用エンブレム、専用の内外装カラーリング、TOYO KOGYO刻印アルミホイール、MAZDA刻印のフォグランプも装備された豪華仕様であった。
これらを当時のままの状態でキープされている個体なのだから素晴らしい。
私もリアルにその年代だけに分かるのだが、スポーツカーに限らず、車はイジるのが当たり前、アルミとタイヤを換え、吸排気をイジり、シートを入れ替え、エンジンチューニングと給与の殆どを車に注ぎ込むような時代であった。
どちらかというと、それがスタンダードだった気がする。
当時はチューニングショプがあちらこちらにあった。現在もあるオートバックスやイエローハットなどの店が大繁盛であった訳だ。
それだけに、これだけオリジナルをキープした個体はそうそうあるモノではない。
今回の個体は、オーナーこだわりにより、RX-7専用の復刻版ヨコハマADVAN HFタイプDのタイヤをこの5月に装着している。
もちろん、オリジナル塗装に修復歴無しの極上の逸品である。
下回りも綺麗な状態で防錆のためにシャーシブラックで塗装済みである。
弄られていない証として、オリジナルマフラーが装着されているのも注目すべき点である。RX-7は走り屋の車であっただけに、このレベルのSA22Cを探すのは難しい。
オリジナルの素晴らしさは、乗ってみればわかる。
実際に横に乗せて頂いたが、エンジン・ミッションのコンディション、音、臭い、乗り心地に至るまでOKサインを出せるレベルであることは言うまでもない。
内装コンディションもGood
カセットはたまに気まぐれな時があるということですが、全てオリジナル状態が揃っている。
いかに3人の歴代オーナーが手を抜く事なく大切に扱ってきたかがよく分かる。
こういう個体を引き継げる人はとっても幸せ者だ
ーオーナーコメントー
今から40年前の20歳の頃、スーパーカーブームが起こりました。
しかし、70年代はオイルショックなどの社会情勢によるメーカーへの規制で車のパワーダウンが余儀なくされていた時代。その末期である1978年に国産量産車初のリトラクタブルヘッドライト&ロータリーエンジンのSA22C型サバンナRX-7が衝撃デビューしました。その頃は日産シルビアに乗っていました。
ある夜、隣に並んだRX-7、信号が青になる瞬間リトラクタブルヘッドライトを開きながら、光軸が下から上へと上がる様子を見て、超カッコイイ!
絶対に欲しいと惚れ込みました。
それから初代サバンナRX-7を3台乗り継ぎました。
結婚を機にスポーツカーを降りていましたが、近くの販売店でたまたま見つけたのが、初代マッハグリーンのRX-7でした。
全ての状態が申し分無く、極上のオリジナルのRX-7を購入しました。
憧れのSE-Limitedに乗ることが出来て夢のような時間を過ごすことが出来ました。この素晴らしいRX-7を引き継いで頂ける方、ご連絡をお待ちしております。