今回ご紹介する車は個性的な車メッサーシュミット(KR-200)です。
初年度登録は1965年式になります。
メッサーシュミット社は第二次世界大戦時におけるドイツ空軍の主要レシプロ戦闘機Bf109や、世界初の実用ジェット戦闘機Me262など生産していました。
敗戦後、軍需産業とみなされ航空機の製造が禁止され、製造する製品を変更することになったのです。同社は市民のアシとして人気を集めていたバブルカーに目を付け自動車を開発するに至りました。
バブルカーはBMWのイセッタ300などとともにと呼ばれている車です。車体はとても小さいのですが、運転席(キャノピー)が大きく、その形状が泡のようであることから「バブルカー」と名付けられたそうです。
メッサーシュミットの特長は、なんと戦闘機のようにハッチをガバっと開けて乗り込む仕様になっています。半ドアの心配はありませんね。
こういったところが戦時中、戦闘機を作っていた会社だと感じさせます。
小さいながらも、大人2人楽々乗り込むことができます。KR200はエンジンを逆回転させる事により、バックすることも可能ですので、初代のKR175より利便性は上がっています。
車検を取得し整備済みなので、このまま公道を走らせることができます。注目されること間違いなしですね!