今回ご紹介する車はMG-TC Midgetです。
MG-Tタイプは、1936年~1955年までMGのコンバーチブルスポーツカーとして製造されました。
Tシリーズとしては、TA、TB、TC、TD、TFがあり、 エンジンパワーはTCが最大で、4気筒OHVエンジンは、1250ccの排気量から、54.4hp/5200rpmを発揮します。
しかし、こちらの車体はShorrock Superchargerを搭載しているため感覚としては、1800cc相当のエンジンパワーですね。
他のMG-TCには無い、メカニカルノイズも良いですね。”機械を操作している気分”になります。
TCモデルでスーパーチャージャーが搭載されているモデルは非常に稀で世界的に探してみても、とても希少性のある個体です。 同じように見えて、実は中身が違うという隠れた能力の持ち主と言うところが粋ですよね。
1250ccに比べ、1800ccですから、軽いボディをスイスイと走らせる事が出来ます。 先日新東名をスイスイと走りました。
ワインディング走行でも、この手の車両に有りがちな上り坂の失速もあまり感じ無いでスイスイと登って行きます。 クラシックラリーでも一味違う余裕のある走りで乗り切れるから良いです。