今回ご紹介するのは、クラシックミニの最終モデル1998年式です。
カッコイイ車では2台目になる、この最終ミニ。
過去、Mk1、Mk2、Mk3、マッスルミニ、インジェクションミニ、最終ミニと何台ものミニに乗って来ました。それぞれに味があり、どれも楽しいミニでした。
その中でも、現代の社会の中で「常に使うミニ」として最適なモデルは、最終ミニであろうと思っています。
理由は、ズバリ!クラシックで可愛い姿に使いやすいパワーバンドや快適な装備がバランス良く整っている。
ミニとっても、これだけ長い間作られてきたミニには沢山の種類があります。
時代に応じて変化し続けて来たミニですが、その最終版にはそれなりの価値があります。
個人的には、この最終ミニが好きなんです。
さて、今回のミニは1998年式のATになります。ATに対しては賛否両論なご意見があります。
確かにATにはネガティブなところがあります。しかし、どんな車でも年数を経ていくにつれて故障が起こるのは当たり前のことです。
人間の体と同じで、いかに予防するか。そして、早めにメンテナンスすることが重要です。とにかく、購入する前に現状を正しく確認したいですね。
大切なのは、実際に乗ってみてミッションの具合を確かめてみることです。
MTでも同じ事です。シンクロが弱っている車は早々にOHが必要になります。
ATには、いくつかの注意点があります。
- エンジンを掛けた後、必ず暖機運転をする事。
- エンジンの始動と停止は、Nレンジで行う事。
- 前進バックの切り替えは、必ず停車してから行う事。
- 信号待ちはDレンジのままでいる事
- オイル交換はマメに行うこと。(目安は3000キロ・注油量はMTに対して多め・固めのオイル使用)
- MT/AT共通なのは、シフト操作は丁寧に行う事です。
上記のようなコツをしっかりと守っていけば、ネガティブと言われているATの寿命は延びます。ミニに限らず、ATに対しての上記のような扱い方は旧車の基本です。
【この車両のポイント】
①前後オーバーライダー装着
②センタマフラーに換装
③モトリタステアリング
④VALTAINアルミホイール
⑤Mk1ナンバーステイ
⑥STAINLESSドアミラー
⑦ルームミラー
⑧テールライト換装
上記のようにパワーアップに振ったモディファイでは無く、ドレスアップに振ったモディファイになっています。実に好ましいですね。