TOYOTA COROLLA LEVIN TE 37 1975年モデル

規律の中に宿るエレガンス
TE37の佇まいは、Bピラーを潔く取り払った2ドア・ハードトップのシルエット
それは、イタリアのカロッツェリアが手掛けたベルリネッタのような、繊細な均衡を保っている。
このデザインは60代の私にとって、記憶に焼きついたLEVINのカタチだ。

最後の「純粋なる」2T-G
ボンネットを慎重に持ち上げれば、そこには宝石のように鎮座している。
ヤマハ製DOHCヘッドを持つ「2T-G」。
後のEFI(電子制御燃料噴射)化される前の、ソレックス・ツインキャブレターを備えたこの初期型ユニットは、極めて気難しいが、一度火が入れば、冷徹な機械音。
どこか懐かしい「血の通った」鼓動を感じさせてくれる。
アクセルを床まで踏み込めば、吸気音は乾いた狂おしい叫びへと変わる。
それは、迫り来る排出ガス規制という名の「終焉」を予感しながらも、自らの存在を証明しようとする魂の咆哮に他ならない。

悲劇が生んだ神話
1974年誕生したTE37は1975年にはカタログから消えた。
その短命は、商業的な失敗ではなく、あまりに純粋すぎたゆえの悲劇だった。
今、この希少なハードトップのステアリングを握るということは、単にヴィンテージカーを走らせることではない。
それは、日本のエンジニアたちが、厳しい時代の中で意地を貫き通した「最後のロマン」を、自らの指先で追体験することなのだ。
そう、歴史的遺産として、絶対後継に残さなければならないのがTE37だ。

カチッとドアを開け、左足からドライバーズシートに乗り込む。
シートをスライドさせポジションを合わベルトをする。
シリンダーへキーを入れ、一つ回す。
ガソリンを送り込む音を確認しながら、クラッチを踏み、キーを回す。
フロントからSOREXがエアーを吸い込む音が聞こえる。
あ〜これこれ・・この音・・・この匂い・・・この風景・・・
私の細胞が喜ぶのがわかる。
さあ、出かけようか・・・レビン”
販売期間1974年4月 〜 1975年11月
全長 × 全幅 × 全高3,995mm × 1,600mm × 1,375mm
ホイールベース2,370mm
車両重量945kgエンジン型式2T-G型(水冷直列4気筒DOHC)
総排気量1,588cc最高出力115ps / 6,400rpm(グロス値)
最大トルク14.5kg・m / 5,200rpm(グロス値)
燃料供給装置ソレックス・ツインキャブレター(2連)
変速機5速MT(フロアシフト)駆動方式FR(後輪駆動)
サスペンション(前)マクファーソン・ストラット(コイルスプリング)
サスペンション(後)半楕円リーフリジッド
ブレーキ(前/後)ディスク / リードトレーリング式ドラム
タイヤサイズ175/70HR13
車検有効:令和9年7月10日
走行距離:不明(メーター読み96,900Km)
*ボデーオール塗装 エンジンはノーマル ミッションOH済み
①ブレーキマスターシリンダー交換
②フロントディスクキャリパーOH
③リヤーホイルシリンダー交換
④リヤーブレーキシュー交換
⑤ブレーキホース交換
⑥ブレーキパイプ新設
⑦クラッチマスターシリンダー交換
⑧レリーズシリンダー交換
⑨ブレーキマスターバック交換
⑩フロント&リヤーガラスウエザーストリップ交換
⑪ルーフサイドウエザーストリップ交換
⑫クオータガラスウエザーストリップ交換
⑬サイドミラー交換
⑭クーラーコンプレッサー(R134対応)交換
⑮レシーバータンク交換
⑯エキパン交換
*フロント&リヤーシート、その他オリジナルではない箇所がございます。
*オリジナルでない部分もございますので、必ず現車確認をお願いいたします。
























