“今回ご紹介する車両は、フォルクスワーゲン・パサートCC
どこから説明したら良いのだろう・・・・
発売当初、フォルクスワーゲンとしては金額設定が高額であった
為、市場ではその金額を出すのであればアウディーを選択する。
そんな感じだった事を覚えている。
そんな事情で余り売れなかったのであるが、フォルクスワーゲン
という大衆車メーカーには、本当の高級車が存在しておらず、
そこに風穴をあける役割を持っていなのかもしれない。
それだけにこの車には、当時の最新技術がふんだんに盛込まれて
いるだけでなく、最高のスピーカーシステム(DYNAUDIO)
が組まれていたり、299ps/フルタイム4WDというズバ抜けた運動
性能が備わっている。
*発売当時フォルクスワーゲン一番の俊足だったらしい・・・
足回りも走行事情に合わせた選択が可能。
現代の車では多くがそうであるが、この時代からレーダー探知式
オーツクルーズ機能が備わっている事も見逃せない。
高音質のディナウディオスピーカーシステムで大好きな、ロイ・ハ
ーグローブのジャズセッションなんかを聴くのも最高なのである。
併せて言うならば、社外ナビが搭載されているので、これまた
良いのである。
乗員は4人であるが、こうしたセダンは4名乗車で十分である。
実は、私が気に入っているのは、トランクルームがとにかく広い
、しかも後部座席を倒せば、ドドーンとラゲッジルームが広がる
ので、想像以上に荷物も載せられる。
こんな最高の車が不人気車だった故のサガなのか・・・
現在の価格が不当に安いのである。
試しに購入して乗ってみた次第であるが、実力は十二分にあるし、
本当に快適であり文句なしである。
是非、お勧めしたい車です。
エクステリア
EXTERIOR
インテリア
INTERIOR
エンジン
MECHANISM
車両諸元
DETA
全長:4810mm | 全幅:1850mm | 全高:1420mm |
車両車重:1700kg | 総排気量:3590cc | 乗車定員:4名 |
最大出力:299ps/6600rpm | 最大トルク:35.7kg.m/2400~5300rpm |
タイヤ:235/40R18 |
車検:令和8年7月 | 車体番号:WVWZZZ3CZ9E516*** | 走行距離:99000km |
取材後記
memo
今回のご紹介は、フォルクスワーゲン パサートCCです。
一昔前と言えば、そうなのかもしれませんが・・・実に不満のない車です。
3.6LのV6エンジンは、トルクフルで、シュンシュンとよく回ります。
現在は小排気量に過給機を搭載(ダウンサイジング)が主流ですが、この時代はまだ大排気量のノンターボの気持ちよさが最高だった時代です。
私自身もどちらかと言うと小排気量に過給機を加えた車よりも、ビックトルクでよく回るエンジンで楽しむ方が好きですね。
NAの車の楽しさを知ってしまうと、病みつきになるのです。
ワーゲンのV6は本当に楽しく気持ち良いエンジンなので、これを楽しまないと勿体無いと思ってしまう・・・
敢えて、ハンドルシフトを使って、マニュアルモードで走らせると、その面白さがわかると思います。おまけに4WDですからね・・・・
そうそう、この車の魅力は、マジで音が良い!
ディナウディオスピーカーを贅沢に使い最高の音を聴かせてくれるのが嬉しい。
どんな曲でもこなす力量があるから、聞いてみた方が良いですね。
後部座席を倒して、トランクルームと一体化させたラゲッジスペースは本当に
広いから、結構な荷物が載る。高級車としての存在感に加えて、こうしたユーティリティーにも考慮しているのですね。
つらつらと書きつ慣れて来ましたが、一言で言うとこんなに良い車が、こんなに安い金額でいいの?と言う事です。
いつか見直されて、ジワジワと値段が上がるかもしれませんね。
面白そうじゃん!と言う方は是非とも・・オススメです。
Volkswagon Passat comfort coupé
DYNAUDIOのスピーカが標準搭載され、車内は一瞬でコンサートホールにかわる
隠れた名車、ここに蘇る
発売当初、フォルクスワーゲン車の重役たちが自分たちが乗るならばこんな車が欲しい・・・
と、自社の総力を込めた一台
大衆車メーカーとしては、勢いがありすぎたこの車は大衆には支持されなかったが・・・
車検取得済・コンプレッサー交換済・状態維持の為走行距離は伸びます。
880,000円(税込)
陸送に関しましても、お気軽にご相談下さいませ。