MITSUOKA K-2 2001’ MINICAR
ミツオカ K-2 日本ブランドのリアルミニカーです。
街中をぶらりと散歩
海外の観光客が東京の街中を闊歩するマリオカートが走る光景を見ることが有ります。
同じだろう・・・と思いますよね。
確かにオモチャの車に感じがするかもしれませんが、これは歴とした国産乗用車です。
ミツオカ自動車というメーカーが真剣に、本気で造った車なのです。
ミニカーは時速60Kmという縛りはございますが、国内の普通道路の殆どが法定速度60Km以下ですので、十分に許容範囲。
しっかり、あちこちと移動ができます。
維持費に関しても、格安!
自動車税が一年で3700円、自賠責保険が3年間で10590円、それだけなんです。
販売台数330台とされております。
機関の不具合もあり、実働車はどれぐらいあるのでしょうか?
元々の機関(特にエンジン系)は当たり外れも有り、まともに走ることが出来ない車も存在しますので、K2を考えている方は、必ず試乗された方が良いと思います。
今回ご紹介の個体は、オーナーが走行距離が200Km以下のモノを購入したものの、機関不良のために、楽しみにしていたツーリングへ出掛けることが出来ず。
走行距離が少ないイコール良い車ではないと実感したそうです。
そこで、腕利のメカニックにより、ホンダデュオの2サイクル50ccエンジンへと載せ替え実施。
ホンダのエンジンは耐久性、性能にも定評があります。
これは非常に重要なポイントです。
新車に近い存在でも、故障に悩まされる個体があると言うのが現実なのです。
エンジン載せ替えと簡単に言っても、質の良いエンジンを入手することに始まり、この個体に合わせて設置し、調整を繰り返して漸く完成するのです。
時間もお金もかかる作業は、オーナーにもメカニックにも大きな負担が掛かります。
この個体は、それをやり通した個体だけに価値があります。
そうです、可愛いだけではないのです。
この車には、並々ならぬ技術力と良質なモノの力と情熱が込められているのです。
その積み重ねの成果として、安心して遠くまでも出掛けて行ける訳です。
私も試乗いたしましたが、見た目では想像できない程のボディー剛性と足回りの安定した走行、道路事情にも合わせることが出来るパワーで楽しめます。
*坂道には少々弱いところがありますが、ハイオク燃料を使ったり、高性能オイルに変えることで、かなり改善できる気がします。
現在販売されているミツオカK2を見ても、リセールバリューが期待できるので、シャレで乗ってみるのも良いかもですね。
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