INDIAN MOTORCYCLE FOUR MODEL1940′
1940年式インディアン・フォー
アメリカンモーターサイクルの黄金期を象徴する名車です。
直列4気筒エンジンを搭載するモデルとして、『ラージフェンダーフォア・最後の真のFOUR』という異名を持つモデルです。
第二次大戦の前年という事もあり、こうした優雅なデザイン、そしてカラーはこの頃までと言えましょう。
戦前のバイクとして単なる『クラシックバイク』としての価値にとどまらず、機械としての美しさ、優美な走行感覚、ただ置いてるだけでも、鑑賞に慕ってしまう存在感、その全てが宿るバイクなのです。
美しい直列4気筒エンジンは、当時主流のVツインエンジンには無い滑らかでシルキーな回転フィールは実に上品。落ち着きあるエンジンサウンドは、回転が上がる事に独特のハーモニーを奏で、エンジンの存在感と喜びを実感させます。
ストレート4のエンジンは、オーバーヘッド・インレットバルブ&サイドエグゾーストバルブ
『俺に挑むとはイイ度胸だ』と言わんばかりの迫力。
アメリカがカッコイイ時代だった頃の真のカッコイイバイクです。
勿論、現オーナーにより、現役で走り出せるコンディションをキープされております。
デザインの秀逸さは、言うまでも無く、オーラが違います。
見る者全てを魅了させてしまう・・芸術品としての存在感は本物にしか出せない実力です。
今回ご紹介の個体は、パーツ一つ一つのオリジナル度が非常に高いが故の美しさなのです。
オーナーの愛情が宿るこのインディアンは、間違いなく生きている・・私は、そう感じます。
特に40年式では『スカートフェンダー』が採用され、インディアンらしさが強調されている。
走りも重厚かつ安定しており、エンジンの鼓動を感じながらゆったり流すスタイルが合っています。
1940年から1942年までの2年間のみの生産だけに、その希少性は言うまでも無いところですが、この個体の持つオリジナル然としたオーラは、本物の証です。
ここまでの完成度を持つ個体は日本国内に存在するのであろうか・・・

エクステリア
EXTERIOR
エンジン
MECHANISM
車両諸元
DETA
全長 :2400mm |
全幅 :900mm |
全高 :1070mm |
車両車重 :258kg |
総排気量 :1265cc |
乗車定員 :2名 |
最大出力 :40ps/5000rpm |
最大トルク :kgm/rpm |
車名 :インディアン |
車検 : |
車体番号 : |
走行距離 :km |
取材後記
memo

今回は、尊敬するロイヤルカスタマーのご依頼で名車1940年式インディアン・フォーのご紹介です。
1940年と言う時代背景からすると音に塗れた現代とは違い、風が静かに語り掛けてきた時代。
アメリカはフロンティア精神真っ盛りで、人々は鉄と油の匂いが誇りと夢の香りだった頃だろう・・
そんな時代の象徴として美しい鉄の馬インディアンが一時代をつくっていた。
Vツインエンジンが主流の時代背景のなかで、ストレート4のエンジンサウンドはシルクのように滑らかに回り。どこか人間的な温もりを感じられる。
大型バイクの免許を持っていない私でも心揺さぶられるオーラがある。
そんなバイクです。
アメリカではクラシックバイクが高騰し続けてる。それは、そのはずである・・年々良い個体は無くなっていくのだ。特に戦前物のバイクとなると時代の荒波を乗り越えてきたのだから・・・当然だろう。
今回ご紹介するインディアンは本国で大切にされてきた個体をオーナー自ら輸入、各所をメンテナンスし、より良く仕上げた。
その拘りは、パーツ一つ一つが本物のオリジナルであること。
ひとつ一つが、本物だからこそ醸し出すオーラ。
今回は、その希少なコレクションな中からの一台を次の担い手へと受け継ぐためにご出品頂きました。
そうそう、出会う事が出来ない代物です。
迷っている場合ではございません。
気になる方は、お問い合わせくださいませ。
INDIAN MOTORCYCLE FOUR MODEL1940'
アメリカンモーターサイクル黄金期を象徴する名車
最後の真のFOURの異名を持つ、直列4気筒の魅惑
美しいボディーライン
シルキーでスムーズなエンジンフィール
滑らかなサウンドの直列4気筒
余りにも美しく、優美な名車インディアン・フォー
販売価格(自動車税・リサイクル預託金別途)
11,000,000円
陸送に関しましては、ご購入車様にて手配をお願い致します。