今回ご紹介するのはドイツのBMW
エンジンと言えばBMW・・V8モデル540Iです。
時代はバブルに日本中が沸いていた頃に沢山見かけました私も当時20代。若干バブルを経験した世代です・・
3シリーズでは、少し狭いし7シリーズでは大きすぎる・・・。丁度良いのがこの5シリーズでした。当時は高額すぎて高嶺の花だった事思い出します。
発売から早いもので26年も経過したんですね。今では絶滅危惧種入りしているE34ですが、540Iとなると更に超稀少であります。上質でいて、スマートな走り。
まさに・・駆け抜ける喜びそのもの。
BMWと言いますとやはりキドニーグリル。そして、丸目4灯でしょ。
BMWは小さな頃から憧れでしたが、何故かと改めて考えてみた。
そうなんですよこのグリルとTHE SEDANとも言うべくスクエアーなボディー。
時代を感じさせる、さりげないリアスポイラーが、並のセダンとは違うぜ・・
何の変哲も無い、四角いセダンがレースで勝っちゃう。
カッコイイじゃないですか~。
スーパーカーブームの時に流線型のスポーツカーが目立つ中、凜としたフォルムで高性能エンジンを武器に前にいる強敵をバッタバッタとなぎ倒す。
男のロマンですよ。
この世代のBMWも人気が出始めてきました。それもそのはずです車自体の質や出来は最高レベル。今だからこそ、E34V8というビックトルクなNEOクラシックBMWを走らせる・・
このテールも無骨。
SIMPLE IS BEST。
実にCOOLですよね~
現代の車はキラキラしてるし、何となく威圧感がある。
なにも主張しない。でも機能美という美しさがあります。
走行距離は6万468キロ。
26年間乗ってこの距離ですから、本当に少ないです。
勘違いされている方が多いのですが、距離が短い車が良いというのは、間違いです。
どんなオーナーがどんな使い方をして、どんなメンテをしてきたかが重要。
こういう粋な相棒を常日頃の足にすると、周りの景色が変り、人生がパ~ッと開ける切っ掛けになるかもしれません。
Fan to Drive楽しんでみませんか。
【POINTⅠ】
BMW E34は多額の費用を掛けて開発されました。テスト車両の総走行距離は実に700万キロ。120台のプロトタイプ、テスト車両は500台と言われる。当時のBMWが本気で造ったのがE34です。
【POINTⅡ】
一般的に人気があるのは直列6気筒モデル。
しかし、このV8は乗り味がマイルドでしかも本気になれば、速く走らせる事ができる。
因みに530Iが3L-218ps・29.6Kgmであるのに対して・・
540Iは3.98L-286ps・40.8Kgmでありますから、どれだけ余裕な走りが出来るかがお分かり頂けるでしょう。
【POINTⅢ】
ナンバーは切っておりますが、6月まで現役でした。
放置車両と違い、入念なメンテナンスを施した車両ですので、ご安心頂けます。
【POINTⅣ】
オーナー様の愛情たっぷり度が素晴しい。
20年間所有された来た個体ですが、とにかく綺麗です。
なんとっても、出掛けて帰宅後は、必ず磨いていたそうです。どおりで細かいところまで行き届いている。
【POINTⅤ】
このドアミラーをご覧下さい。
傷が無いですよね。
これは当たり前ではないんですよ。
皆さんの車はどうですか?
どれだけ大切に乗られたかがわかります。
【POINTⅥ】
エンジン機関ともに良好です。
現代の道路事情でも問題無く使用できます。
ガンメタ車両によく見られるようなクリア剥げや色あせは有りません。
内外共に非常に良好で、臭いもBMWらしい香りのみでイヤな臭いはございません。