CHEVROLET CORVAIR Greenbrier 1962y
今回ご紹介するのは、シボレーコルベア グリーンブライヤーです。
アメリカンミディアムサイズのVANで9人乗車可能
前期のボディーに後期のエンジンを搭載し、パワーにも余裕があり、坂道もグイグイ登る
見た目によらず、乾燥重量が1480kgと軽いのも軽やかに走る要因
当時、アメリカではワーゲンTYPE2の輸入が浸透しきっていた時代
それだけに、同じVANタイプのグリーンブライヤーが頑張っても価格面や既に広げられたシェア率は
ひっくり返す事が出来なかった。
売れなかった故に製造期間も短くなったのでしょう
しかし、エンジンは4気筒に対し6気筒でパワーも優れ、内装や装備に関しても全く負けていなかっ
た・・・
グリーブライヤーは、一番リアのサイドウィンドウはハメ殺しですが、前方からの6枚の窓にはレギュレターが装備されて開け閉めが容易で、フロントウィンドウには三角窓も装備されている
フロント足元のサイドは空気取り入れのスリッドが開け閉めできるので、案外涼しいのもいい。
後部シートは床に蝶ネジで止められているので取り外し自由・・だから使い方も自由
空冷エンジンは、水回りがないので軽いことや故障箇所が少ない
世界中のワーゲンが今でも走り回っていることを見ても、空冷水平対抗エンジンの優秀さは確かだ
タイプ2人気は確定的だが、人と被りたくない方にはグリーンブライヤーは個性がひかる
先日も新東名高速道路を110kmあたりで巡航走行したが、快適に楽しめた
こんなカッコイイワゴンなかなかないぜ

エクステリア
EXTERIOR
インテリア
INTERIOR
エンジン
MECHANISM
車両諸元
DETA
全長 :4560mm |
全幅 :1800mm |
全高 :1730mm |
車両車重 :1480kg |
総排気量 :2670cc |
乗車定員 :9名 |
最大出力(参考値) :142ps/5200rpm |
最大トルク(参考値) :22.1kgm/3600rpm |
車名 :シボレー |
車検 :令和7年11月23日 |
車体番号 :国01 172***国 |
走行距離 :km |
取材後記
memo

今回は、カッコイイくるまのマスコットカーのご紹介です。
昨年入庫から、オルタネーター交換、バッテリー交換などを含め機関系整備を済ませ
車内では、本国から当時のパーツを取り寄せて試行錯誤を繰り返し、ステアリング関係、レギュレター関係、電気関係の引き直し等々にかなりの手間と時間を費やしました。
走る、曲がる、止まるがスムーズになりました。
ATも違和感なくスムーズに機能しています。
最後に気になるところを板金塗装をして、敢えてやれ感を残しつつタッチペインティングで仕上げを実施。なかなかいい感じの雰囲気にまで持って来た感じです。
いい季節に間に合った・・・・
国内では非常にレアな存在のグリーンブライヤー いい味出してます。
カルフォルニアの風を感じるコイツには、サーフボードが似合いそう
大切にして下さる方大募集
CHEVROLET CORVAIR Greenbrier 1962'
後期2.7L 換装車 余裕のパワー確保した逸品
リヤから響くflat6が心躍らせる
シボレーコルベアといえばセダンタイプが初代ウルトラ科学特捜隊専用車
時代を感じる・・・
宇宙船なのか・・と思わせるスタイリングはイタリアのカロッツェリアであるギア車がデザインをした
なんとなく50年〜60年代のインパラを連想する
フルサイズのインパラからするとミドルサイズのコルベア
そのワゴンタイプとして誕生したグリーンブライヤーは確実にインパラのデザインを踏襲している
9人ゆったりと過ごせるレイアウトや荷台の広さも嬉しい
1962年は、本来2.4Lだが後期の2.7Lに換装され、パワーにも余裕があるのも嬉しいポイント
比較的米国の車は、自動車文化がしっかりしているお国柄だけに部品の供給が充実している
車検証には昭和37年の保安基準が記載されているのも、維持するには非常に助かる
昨年、かっこいい車に入庫し部品交換や整備、やれ感を残しつつの化粧直しと4ヶ月を投じて。いい感じに仕上がった
さて、これから最高の季節・・・
グリーンブライヤーでどこに出掛けよう・・・
販売価格(自動車税・リサイクル預託金別途)
ASK
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