DATSUN BLUEBIRD U 1970” Tokyo Motor Show Replica

僅か1050Kgという軽量な車重
1800cc4気筒L18は軽量でレスポンス鋭く、レースで勝つ為のベースとして技術日産は試みる準備をしていた。

1973年の日本グランプリで勝利をもぎ取る為
スカイラインGTR(ケンメリ)と610ブルーバード1800SSSが用意された

1970年当時、610ブルーバード1800SSSの威風堂々とした姿に魅了された人は多いのではないだろうか・・
しかし、オイルショック見舞われた1973年にその勇姿はなかった

不運にも開発が間に合わず出場は叶わなかったが、同年度行われた21回サファリラリーではH.ガールストーム/Nビルスタムの9号車が総合2位
240Zに並び1・2フィニッシュを飾った

その実力は、確かに世界の舞台で実証されたのだ
4気筒、ショートノーズ610は幻のワークスマシンになった

本車両を説明いたしましょう。
28年前、完璧な個体を現オーナーが購入
東京モーターショーの勇姿に魅了されいたオーナーは、再現を試みることになる。
ただ、当時のモーターショーの記録や画像を参考に作るのではなく、実際に携わった方々の生きた証言を元に詳細を突き詰めて制作することに・・
単にお金を掛けるのではなく、細部にわたり拘った本物の実車を作るというストーリが始まった。

パーツ一つ一つにまで拘り、タイヤの角度、オーバーフェンダーの幅や傾斜角まで徹底的に拘る。
キャブレターはSOREX40パイを2機配列、タコアシ、LSD、、タワーバー、ハイテンションコード、日産純正2ポットキャリパー、マフラーサイズまで合わせたワンオフで作り込んだ。
ラジエター容量UP、点火MDI化、オイルクーラー、シルビア6速MT、キャレロライト、強化クラッチ、OMC別注シート、ETC、オリジナル純正エアコンと現代の走行にも自信がある装備。
実際に真夏の走行でも水温は非常に安定していた。

内外装ともに極上の部類に入るこの610ブルは勿論公認取得車両であるから公道を堂々と走らせる事ができる。
取材時、街中を疾走したが、沿道の人々が振り返り、インバウンドで訪れている海外の方々は拍手を送ってくれた。
付属品として、オリジナルフロントスクリーン、ノーマルマフラー、新品ライトカバー、新品水温計(動作未確認)

そして、このホイールはワタナベのマグネシュウムホイールなのだ。
もう手に入れる事ができない逸品モノということになる。

こうして、現オーナーの情熱が人々を動かし、当時のままを再現したというヒストリーだ。
これは、趣味の範囲を超えた本気の情熱が成し遂げた奇跡の一台といえる。
エクステリア
EXTERIOR



























インテリア
INTERIOR












エンジン
MECHANISM





取材後記
memo

今回は、以前お世話になったお客様からのご依頼で都内へ
610ブルーバード 1800SSS ハードトップ
天候にも恵まれ爽やかな早朝からの取材です。
1971年という年代でも珍しい純正エアコン搭載でした。
エアコンガスを入れればもっと効きそうな感じでしたが、有ると無いでは大違いです。
旧車にはありがたい!!
エンジン・ミッションはOHされてから2000KM程度しか走っておりません。
非常に良い感じの吹け上がりでしたで、足回りもよく働いておりました。
28年前に手に入れて、モーターショーモデルへとモディファイし、以来ずっと大切に室内保管した個体です。
したがって状態は言うまでもありません。錆もなく素晴らしいコンディションです。
車検は令和10年5月まで付いており。実走行で63800KMです。
大切にしてきた故に大切に引き継いて下さる方を大募集です。
それにしても、車を降りて後ろ姿を見送りましたが、良い音・・・八のったリアタイヤが大地を掴んで走り去る姿は・・カッコイイの一言。
ため息が出ました。
日本で唯一、オンリーワンの610ブルはとても素敵でした。
日本グランプリで勝つ為
1970年東京モーターショーへ送り込まれた610ブル
L18を積むショートノーズ
サファリラリーで240Zとワンツーを果たしたHT1800SSS
その実力は間違いない
販売価格(別途自動車税・リサイクル預託金)
11,000,000円
ただのレプリカでは無い
確かな技術で再現された最高の610