今回ご紹介する車はTOYOTAの名車MR2です。
バブル真っ只中に誕生したミッドシップ。
車の開発にはとてつもない資金が必要になる。
特にこうした新たな取り組みに関しては、非常に時間も資金も掛かる為、現在では他社とのコラボで自動車開発をしている例も少なくない。
MR2には言わずと知れたAE86にも搭載している名機4AGを採用している。
4AGもこの頃では、熟成され安心も加味していいだろう。
そこにスーパーチャージャーを搭載して、下からパワーも楽しめる。
これも嬉しい挑戦である。
車検証記載の乾燥車重が1070kgという軽量だけに145psのパワーユニットを載せた車を走らせたら面白いのは当然でしょう。
注目の今回塗装したカラーは拘りのレクサスシルバーにホワイトアクセント。
いいじゃないですか・・・
これから、この時代の車も注目されていくでしょうね。
良い個体が減っていく昨今、価格の上昇も仕方がないかもしれません。
さあ、この時代の花を飾ったじゃじゃ馬を乗りこなしてみては・・・いかがでしょうか
エクステリア
EXTERIOR
今は無きリトラクタブルヘッドライトが渋い
最新カラーのレクサスシルバーが眩しすぎて、画像の発色がイマイチですが、実に美しいカラー
今では、軽自動車の方が大きいのではないかというぐらいコンパクトなボディー
プロが自分用に仕上げたMR2はいい感じに仕上がっております。
この後ろ姿が最高にカッコイイ
当時は憧れたスタイルでした。
峠を攻めるMR2はまさに暴れん坊のやんちゃ坊主でしたから・・・
あの頃の夢を再び・・・を楽しめる車です。
こういう車は、是非若い方に挑戦してもらいたいものです。
ここまで綺麗に仕上げてあるので、とてもお買い得だと思います。
下周りも綺麗な状態です。
オーナーは整備も板金もプロの方ですから、しっかりと仕上げてあります。
インテリア
INTERIOR
室内に関しては、ダッシュの中央部分だけオーナーが作ってあります。
11万キロ走行ですが、室内は比較的綺麗な状態です。
ステアリングがオリジナルとは違うものが付いているという事です。全く違和感がございませんが・・・
天井の貼りも落ちてきている感じもないですね。
リミテッドだけに装備も豪華です。
このサイドブレーキの位置は、完全にドリフトを意識しているのではないか??
ダッシュの中央は時計がはめ込んであります。
エンジン
MECHANISM
タイミングベルトならびにウォーターポンプ、ベアリング等交換すみです。
ブレーキマスターシリンダーOH
前後キャリパーOH
ブレーキホース交換
クラッチマスターシリンダーOH、レリーズシリンダー交換
セルモーターリビルト品交換
オルタネーターリビルト品交換
エアコンコンプレッサーリビルト品交換
ブレーキディスクローター交換
タイヤ前後交換
その他多数交換ならびに修理完了
流石のオーナー、いつもながら素晴らしい仕上げ・・・
車両諸元
DETA
全長 :3950mm |
全幅 :1660mm |
全高 :1250mm |
車両車重 :1070kg |
総排気量 :1587cc |
乗車定員 :2名 |
最大出力 :145ps/6400rpm |
最大トルク :19.0kgm/4400rpm |
車名 :MR2 |
車検 :令和6年11月 |
車体番号 :AW11*** |
走行距離 :111000km |
取材後記
memo
いつもお世話になっているオーナー様のところへ
オーナー様とは非常に長い付き合いだけに、私の車もお世話になっている。
整備技術も板金技術もお持ちのプロのオーナーが、商売とは別に自分のための自分の車を仕上げる事がある。
そうした仕上げられたオーナーの車だが、次の自分用のレストアベースを入手すると、折角精魂込めて仕上げたご自分の愛車を手放ことがある。
今回のMR2もその個体です。
こんなところまで仕上げたら、仕事でならいくら掛かるんだろう。
お客様の車だったら、絶対に引き受ける事ができないぐらい掛けて仕上げた車ですから、普通ではあり得ない価格設定での販売になります。
ビビッと来たら、一見の価値ありですから、ぜひお問い合わせくださいませ。
1984年、トヨタの新しい取り組みが芽をふいた。
そのミッドシップへの挑戦は続き次の段階へ
名機4AGにスーパーチャージャーという組み合わせへと踏み出す
さて、このじゃじゃ馬を乗りこなせるか・・・
車の開発にはとてつもない資金が必要である
特に新しい挑戦には、社運がかかっているのだ
この車には、携わった人のロマンと情熱がこもっている
販売価格(自動車税・リサイクル預託金別途)
2,360,000円(税込)
陸送に関しましても、お気軽にご相談下さいませ。