VW VANAGON WESTFALIA EuroVan-CV

今回ご紹介するのは、フォルクスワーゲン・ヴァナゴンT4
ウェストファリアです。
夏休みの今、このタイミングで嬉しい車をご案内します。
ヴァナゴンシリーズT4は、それまでの空冷から水冷へと変わりリアエンジンからフロントエンジンへと変わりました。
それにより水冷の安心感、暑い夏でもエアコンもビンビン。
リアゲートを跳ね上げ広い開口部があり、シート下のラゲッジスペースにはキャンプグッズ等の荷物が沢山入る。
市販の専用モスキートネットを装着すれば蚊の対策にもなるので、キャンプが超楽しくなる。
キャンプやサーフィン、海水浴へと出掛けたくなるのが、このヴァナゴンT4ウェストファリアなのである。



妄想が止まらなくなる。




気になるのは走行距離が多い事でしょう。
心配している方には、ご説明いたしましょう。
35万キロの間には３度のエンジンOHがなされ、ミッションOHもされております。前オーナーが紛失してしまいましたが、OH後の走行距離は非常に少ないという事です。
実際に乗ってみるとエンジンの音、フィーリング、力などは極めて滑らかです。肝となるミッションもOH後まもない為、全く問題を感じません。
実は、こうした機関の重整備がなされているか否かが、ヴァナゴンT4を購入するにあたり非常に重要な要素です。
距離が10万キロに満たないとか、10万キロを過ぎた頃の個体でも、そのOHがされているかどうかは確認事項といえましょう。
OHはいずれ通らなといけない道なのです。
そういう意味でこの個体は走行距離こそ多いのですが、実際にそれだけの距離を走ってきた猛者に更なるメンテナンスを加えたから良いのです。しかしながら、旧い車ですから、これから何も起こらないという保証は一切ありません。
それも含めて楽しむのがカーライフです。

ポップアップを下げた通常のタウン仕様状態は、ノーマルのヴァナゴンと見分けがつきません。違う点は、バンパーが少し出ている点、ポップアップぐらいでしょうか。

オーニングとポップアップを広げた状態。
これはキャンプするしかないでしょう
家族が喜ぶ顔が浮かびますね








さあ、キャンプに出掛けようぜ

水栓、冷蔵庫、室内灯はエンジン系統のバッテリーとは別に存在します。
室内用バッテリーが切れても、走行バッテリーとは違う為、走行には支障ございません。尚、走行時に充電可能なので安心です。
現在、ガスレンジは使用しておりません。ガス業車さんにイワタニ用の口金に変えて貰えば使用可能だと思います。
＊どこでも使える市販のカセットコンロを使った方が便利で良いですね。
キャンプで何が便利かって、冷蔵庫の存在です。暑い夏、ひえひえのドリンクをぐびっといけるのは至福のひと時