アルファロメオ75
生粋のアルフィスタとも言える方のコレクションです。
シャッター付きのガレージで大切にされてきた個体には価値があります。
75と言えば、一見地味に思える4ドアセダンですが、アルファロメオの歴史の中でも大きな節目となる一台です。
ですから、アルフェスタにとっては、外せない一台なのです。
この地味なセダンは、50対50という前後バランスを実現、バネ下重量を軽減する為にブレーキをインナーに配置したりとレーシングスポーツに使う技法を注ぎ込んでいる。
そうです、本当に車のことを知っていて、こだわっている人にしか興味が行かない部分にお金と手間をかけているのです。これは、アルファロメオというブランドがこの後フィアット傘下に入るという事情が裏側にあるのです。
古くから欧州のレースで活躍し、輝かしい歴史を紡いできた一流メーカーとしての意地が、この最後の純血アルファロメオ75には注がれているのです。
走りも、高回転でパワーが発揮されるツインスパークエンジン。
NA高回転エンジンの楽しさは、ブン回せるという運転の面白さを引き出す魅力がある。
現代の車に比べ、パワーがない分、アクセルを踏み込めて、アルファ特有のエンジンサウンドが耳に心地よく響いてる。
私は歳を経るごとに、絶他的なパワーに拘る事がなくなり、操れる範疇で回して引っ張って回頭性が良い軽いクルマを選択するようになってきた。
やっぱり、車は、眺めて楽しくて、乗って楽しいのが一番!
アルファロメオ75という選択・・・良いんんじゃない
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